日本、打線が沈黙=21歳左腕を攻略できず―野球プレミア12
日本打線が台湾投手陣の前に沈黙した。先発は米大リーグ、ダイヤモンドバックス傘下のマイナーに所属する林※★(※日の下に立、★王ヘンに民)。将来を嘱望される21歳の左腕をつかまえられず、4回無失点に抑えられたことが最後まで響いた。牧は「勝たないといけないところで負けてしまったので、課題は多い」と悔やんだ。
一回こそ150キロ台の速球が決まっていたが、次第にスピードは落ち、抜ける球や浮く球が目立ち始める。三回には内野安打と四球で1死一、二塁の好機をつくり、打順が上位に回ったが、1番桑原は空振り三振。小園が変化球を捉えた右中間への大きな当たりも中堅手に捕球された。
林※★は23日に日本との2次リーグ最終戦で先発予定だった。ところが、同日の試合前に決勝進出が決まったことから、台湾は罰金を支払ってでも登板日を変更することを決断。日本打線は、若き左腕の気迫がこもった投球に屈した。
[時事通信社]
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