楽天格付け、投機的水準に 携帯投資重荷で引き下げ―Ｓ＆Ｐ
格付け大手Ｓ＆Ｐグローバル・レーティングは２６日、楽天グループの長期発行体格付けを「トリプルＢマイナス」から、投機的水準とされる「ダブルＢプラス」に１段階引き下げたと発表した。携帯電話事業での先行投資により、先行きの財務基盤が大きく悪化すると判断したという。
Ｓ＆Ｐは楽天の携帯事業について、基地局設置などの投資が続く中、「競争激化で顧客獲得が遅れる」と指摘した。格付け見通しは「ネガティブ（弱含み）」とした。楽天は２０２０年１２月期連結決算で１１４１億円の純損失となった。
楽天は「財務健全性へ配慮しながら財務運営を行っていく」とのコメントを出した。（2021/07/26-23:17）
S&P Downgrades Rakuten Group to Junk Status
S&P Global Ratings has cut its long-term issuer credit rating on Japanese internet services company Rakuten Group Inc. by one notch to BB plus, which is deemed to be a speculative or "junk" grade rating.
The U.S. credit rating agency said Monday that it expects Rakuten's financial standing to "worsen substantially" due to upfront investments in its mobile businesses.
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