2024-12-22 14:42スポーツ

長野東、先頭譲らず=総合力で優勝奪還―全国高校駅伝女子

女子1区で先頭に立つ長野東の真柴愛里(右端)=22日、京都市内(代表撮影)
女子1区で先頭に立つ長野東の真柴愛里(右端)=22日、京都市内(代表撮影)

 1区から先頭を譲らず、ゴールまで駆け抜けた。1、2年生主体で臨んだ長野東が2年ぶりの栄冠。横打監督は「こんなに早く2度目の優勝をさせてくれるとは。すごいことをやってくれた」とたたえた。
 全区間で最長の6キロを走る1区は真柴が残り200メートルから圧巻のスパート。トップ通過で勢いをもたらすと、2区は1年の川上が2位との差を17秒に広げた。
 留学生の起用が3キロ区間に限定された今大会。多くのチームが有力ランナーを投入する3区は窪田主将が担った。「重圧に耐えられるのは窪田しかいない」(横打監督)との期待に応えてリードを守ると、4、5区も後輩が役目を全うした。
 ロードを走りこなせる選手育成が長野東の特色。足への負担を考慮してトラック種目出場を減らし、地面が軟らかい河川敷のクロスカントリーコースで練習する。2年前の初優勝に憧れて入部した選手が今回は中心となり、目標を達成。窪田は「全員でつかんだ優勝。(後輩は)最後まで東高らしい走りをしてくれた」と喜びに浸った。
[時事通信社]

女子1区、先頭で2区の川上南海(手前)にたすきを渡す長野東の真柴愛里=22日、京都市内(代表撮影)
女子1区、先頭で2区の川上南海(手前)にたすきを渡す長野東の真柴愛里=22日、京都市内(代表撮影)

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