青森銀とみちのく銀、経営統合へ 週内にも基本合意
青森県に本店を置く青森銀行とみちのく銀行が、経営統合に向けた協議を進める方針を固めたことが10日、分かった。週内にも基本合意する見通し。青森県内の2行の融資シェアは7割に達するとみられ、例外的に統合を容認する独禁法特例法の認可を視野に入れる。人口減少や長引く低金利で経営環境が悪化する中、経営の一体化で生き残りの道を探る。
両行は2019年10月、包括提携の検討を開始。これまでに、現金自動預払機(ATM)利用手数料の相互無料化などを進めてきた。統合による一段のコスト削減で経営と財務の基盤強化につなげる。共同で持ち株会社を設立し、両行が傘下に入る案などが検討されている。
みちのく銀には公的資金が注入されており、24年の返済期限を控えている。同行が4月発表した中期経営計画では、公的資金の返済を見据えて財務基盤を強化する方針を示した。統合が実現すれば、昨年11月に施行された独禁法特例法の金融機関への認可第1号となる可能性が高い。(2021/05/10-22:29)
2 Banks in Aomori Pref. Close to Biz Integration Accord
Aomori Bank and Michinoku Bank , both operating in Aomori Prefecture, northeastern Japan, are set to advance talks on their business integration, it was learned Monday.
The regional lenders, both of which have their headquarters in the city of Aomori, the prefecture's capital, are expected to reach as early as this week a basic agreement on their unification, informed sources said.
最新ニュース
-
滑走路上でタイヤパンク=羽田着陸時、けが人なし―日航
-
小池、志賀紅ら代表入り=2月に五輪最終予選―アイスホッケー女子
-
樹森新監督「新潟史上最高へ」=J1
-
7年ぶりベア要求額明示=月1万2000円目安―自動車総連が春闘方針決定
-
長期金利、一時1.185%に上昇=13年半ぶり高水準
写真特集
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕