地元観光、国が財政支援 １泊最大７０００円、都道府県に―ＧｏＴｏ再開は６月以降
赤羽一嘉国土交通相は２６日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルスの感染が落ち着いている都道府県が地元住民を対象に行う観光支援事業に対し、財政支援すると明らかにした。１人１泊当たり７０００円を上限に政府が補助する。政府の観光支援事業「Ｇｏ Ｔｏ トラベル」の全国停止が長引いているためで、感染拡大を抑えながら需要喚起につなげる。
財政支援は４月から順次始めて５月末までとする。財源はトラベル事業の予算から３０００億円を用意する。トラベル事業の再開は６月以降とすることを検討している。赤羽氏は「感染状況が落ち着いた段階で改めて発表したい」と述べた。
財政支援の対象となるのは、感染が落ち着いている状態を示す「ステージ２」以下の都道府県。居住地と同じ都道府県内の観光支援事業であることを条件とする。１人１泊当たり５０００円を上限に宿泊費の半額を補助する。旅行期間中の飲食や買い物への支援策を併せて講じる場合、２０００円を追加支援する。飲食店や土産物店で使えるクーポン券の配布などを想定している。日帰りの観光も同じく１人当たり最大計７０００円を補助する。（2021/03/26-11:24）
Japan to Aid Local Tourism Promotion Initiatives
Japan will give financial aid to tourism promotion initiatives aimed at local residents by prefectures with few coronavirus infections, tourism minister Kazuyoshi Akaba said Friday.
Akaba also said that the government is considering resuming the Go To Travel subsidy campaign, currently on hiatus due to the virus epidemic, in June or later.
Under the new aid program, the government will give up to 7,000 yen per person per night for trips under the prefectural initiatives.
The move aims to spur travel demand while containing infections amid the prolonged suspension of the nationwide Go To Travel campaign.
The aid program will run from April to the end of May, and will be funded by 300 billion yen from the Go To Travel budget.
最新ニュース
-
「可能性高まらず」＝南海トラフ、基準未満―気象庁
-
宮崎で震度５弱＝高知、宮崎で津波観測―南海トラフとの関連、調査終了
-
ＮＹ株、もみ合い
-
ＮＹ円、１５７円台前半
-
宮崎で震度５弱＝高知、宮崎に津波注意報―南海トラフとの関連調査・気象庁
写真特集
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の４番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
