ＬＩＮＥ、中国からの閲覧遮断 対話データ、すべて国内移転―信頼回復へ検証始動
対話アプリのＬＩＮＥは２３日、利用者情報が中国子会社で閲覧可能となっていた問題を受け、中国からのアクセスを遮断し、対話データをすべて国内に移転する方針を発表した。出沢剛社長が記者会見し説明した。政府や自治体でＬＩＮＥの利用停止が相次いでおり、情報保護体制の拡充や問題の検証に取り組む姿勢を示し、信頼回復を図る。
出沢社長は中国からの国内利用者情報の閲覧について「完全に遮断した」と明言。中国での対話システム開発や保守、運用業務を終了したと語った。
ＬＩＮＥは韓国企業ＮＨＮ（現ネイバー）の日本法人として設立された経緯から、対話アプリへの投稿画像や「ＬＩＮＥペイ」の決済情報などが韓国のサーバーでも管理されていた。このことへの批判が高まったことを考慮し、６～９月に国内へデータを移転する方針を示した。政府や自治体のデータ管理は完全に国内化される。（2021/03/23-22:01）
Line to End Operations in China
Japanese messaging app provider Line Corp. said Tuesday it will terminate operations in China, following the revelation that personal information on its users had been exposed to Chinese technicians.
All dialogue data between Line users will be transferred to Japan, CEO Takeshi Idezawa told an investigation committee set up by Line parent Z Holdings Corp. .
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