チリ人元交際相手を起訴 筑波大生不明事件―フランス
【パリ時事】フランス東部ブザンソンに留学していた筑波大生、黒崎愛海さん(東京都出身)が2016年12月に行方不明になった事件で、仏予審判事は2日、チリ人の元交際相手ニコラス・セペダ容疑者を殺人罪で起訴した。ブザンソンのマントー検事がAFP通信に明らかにした。早ければ秋にも公判が開かれる見通し。
フランスでは重大事件の場合、検察よりも幅広い権限を持つ予審判事が捜査を行い、起訴の可否を判断する。マントー氏は今年1月の記者会見で、セペダ容疑者の起訴を予審判事に請求したと明らかにしていた。AFPによると、マントー氏は予審判事の決定について「とても良いニュースだ」と述べた。
黒崎さんは、セペダ容疑者と夕食を共にした後に行方が分からなくなり、直後に同容疑者はチリへ帰国した。仏検察は、恋愛感情のもつれから黒崎さんを殺害したとみて、チリにセペダ容疑者の引き渡しを要請。昨年7月に仏側に身柄が移され、殺人容疑で本格捜査が行われていた。セペダ容疑者は一貫して関与を否認している。(2021/02/03-09:09)
French Judge Indicts Chilean Man over Japanese Woman's Murder
A French preliminary court judge on Tuesday indicted a Chilean man charged with murdering his Japanese former girlfriend, who went missing in Besancon, eastern France, in 2016, Agence France-Presse reported.
Etienne Manteaux, a public prosecutor in Besancon, told the media that the judge indicted Nicolas Zepeda Contreras on murder charges.
Zepeda's trial is expected to begin in autumn at the earliest.
In France, in serious crime cases, preliminary court judges, who are given wider authority than prosecutors, conduct investigations and decide whether to indict a suspect.
In January, Manteaux told a press conference that the prosecution made a request to the judge to indict Zepeda. Manteaux said the indictment is a very good news, according to the report.
最新ニュース
-
米LA山火事、消火わずかに前進=15万人避難、150平方キロ焼失―バイデン氏「安否不明者多数」
-
安保連携、警備艇供与へ=日インドネシア首脳会談
-
頭狙い振り下ろしたか=学生8人中7人―法政大ハンマー襲撃・警視庁
-
米韓、拡大抑止会合を開催=核作戦支援、協力強化を確認
-
初の「有罪」米大統領に
写真特集
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕