超低温冷凍庫、製造急ピッチ ワクチン保管、安定供給目指す―新型コロナ
新型コロナウイルスワクチンの保管に欠かせない超低温冷凍庫の製造が急がれている。2月下旬にも医療従事者へ先行接種される見通しで、ワクチンの安定供給につながるよう、メーカー各社は増産体制を整えている。
米製薬大手ファイザーのワクチンは零下70度で保管する必要があり、政府は超低温冷凍庫約1万台の確保にめどを付けている。
政府から昨年12月に打診を受けた「カノウ冷機」(相模原市)では、零下80度まで対応できる冷凍庫を扱う。平野明日香統括マネジャーによると、デンマークの会社に委託製造した製品の検品や出荷に追われており、1日当たりの出荷は最多で20台に上る。
政府に加え自治体や医療機関からも注文が殺到し、在庫切れ状態が続く。これから受注しても納品は4月以降になるという。平野さんは「力になれるのは光栄なことで、社員一丸となって真剣に取り組んでいく」と語る。(2021/01/27-17:48)
Japanese Makers Boosting Output of Vaccine Freezers
Japanese companies are ramping up production and delivery of ultra-cold freezers to store COVID-19 vaccines as the country is set to start vaccinations in late February, beginning with medical workers.
Kanou Reiki, based in Sagamihara, Kanagawa Prefecture, south of Tokyo, sells freezers that can store items at temperatures as low as minus 80 degrees Celsius. U.S. pharmaceutical giant Pfizer Inc.'s vaccine needs to be stored at minus 70 degrees Celsius.
最新ニュース
-
NY株、696ドル安=米利下げ休止観測で大幅反落
-
ホンダ、北米最優秀車を受賞=「シビック」のHVモデル
-
米LA山火事、消火わずかに前進=15万人避難、150平方キロ焼失
-
米デトロイトで自動車ショー=新モデル少なく、会場は閑散
-
米メディア3社、合弁計画白紙に=スポーツ動画配信
写真特集
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕