2025-04-14 18:24社会

デブリ採取、１５日に２回目着手へ＝東電福島第１原発

東京電力福島第１原発２号機から採取された溶け落ちた核燃料（容器中央、デブリ）＝２月２０日、茨城県大洗町

　東京電力は１４日、福島第１原発２号機の溶け落ちた核燃料（デブリ）の試験的取り出しについて、２回目の作業を１５日に着手すると発表した。最大３グラムの採取を目指すとしている。順調にいけば２週間ほどで完了する見通しという。
　東電によると、１回目と同じ「テレスコ式」と呼ばれる釣りざお状の回収装置を使用。デブリをつかむための爪のような器具やカメラを交換し、正常に作動することを確認した。　
［時事通信社］