欧米市場、動揺続く=NY株乱高下、一時1700ドル超安―貿易戦争で景気後退懸念
【ニューヨーク、ロンドン時事】週明け7日の欧米株式市場は、トランプ米政権の高関税政策による世界的な景気後退懸念を背景に、前週末に続いて大幅下落した。ニューヨーク市場では、優良株で構成するダウ工業株30種平均の前週末終値比の下げ幅は一時1700ドルを超えた。
ダウはその後急速に下げ幅を縮小し、一時800ドル超高となったが、再び売りに押され、マイナス圏に沈んだ。
米東部時間午前10時32分(日本時間午後11時32分)現在では、ダウは前週末終値比578.15ドル安の3万7736.71ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は34.50ポイント安の1万5553.29。
ダウは先週末4日、2200ドル超下落。中国が米国の相互関税への報復措置を発表し、貿易戦争の激化で世界経済が冷え込むことへの警戒感が高まり、下げ幅は史上3番目の大きさとなった。
7日も世界市場の動揺は収まらず、リスク回避の動きが続いている。東京市場で日経平均株価が2600円超急落したのに続き、欧州の主要株価指数も軒並み大幅安となった。
ロンドン時間午後3時(日本時間同11時)現在、ドイツ主要40銘柄指数(DAX)は5.14%安。英FT100種平均株価指数は3.46%安、フランスCAC40種指数は4.89%安。
[時事通信社]
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