菅野「プラン通り」=気温7度も制球乱れず―米大リーグ・オリオールズ

35歳のオールドルーキーがメジャー2度目の登板で初勝利をつかんだ。オリオールズの菅野は低めを丁寧に突く投球で六回途中を1失点。「最初からストライク先行、コントロール重視でいこうと決めていた。プラン通り」と胸を張った。
気温7度と冷え込んだ敵地の中西部カンザスシティー。前回登板で両手がつった影響も心配されたが、序盤から持ち前の制球は乱れなかった。
三回は2死二、三塁で昨季首位打者ウィットを一ゴロに打ち取った。五回も無死一、二塁から後続を断つとグラブをたたいて雄たけび。ハイド監督は「すべての球種の制球が良く、相手打者のバランスを崩し続けていた」と投球術を称賛した。
試合後はビールかけで同僚から祝福され、「さらにここで成功したいという気持ちになった」。球場を訪れていた両親にも雄姿を見せ、「何とか勝っている姿を見せたいと思っていたので良かった」と安堵(あんど)した。
憧れの舞台で手にした1勝。「もちろん特別」と振り返りつつ、「1勝を目標に来ていない。チームがチャンピオンシップを取れるように」。表情を引き締め、長いシーズンを見据えた。(カンザスシティー時事)
[時事通信社]
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