実感した強豪との差=序盤に氷の特徴つかめず―世界男子カーリング

【ムースジョー(カナダ)時事】カーリング男子の世界選手権は4日、カナダのムースジョーで1次リーグが行われ、SC軽井沢クの選手が中心の日本はイタリアを延長の末に9―7で破り、通算5勝7敗の同リーグ9位で大会を終えた。
日本は3日に1次リーグ敗退が確定し、今大会でのミラノ・コルティナ五輪出場枠獲得もならなかった。最終戦は粘り強く接戦を制し、スキップの山口は「次の道を開拓したいから、勝ちにいこうと。強い気持ちを持って臨めて、すごくいいゲームだった」。納得の形で締めることができた。
開幕4連敗でつまずいた。いかに早く本来の力を発揮できる状態にするかが課題となる。大会序盤はカナダなど強豪との試合が続いた中で、氷の特徴を把握するのに時間がかかった。柳沢は「大会の前半は曲がり方などを読むのに苦労した」と振り返る。実績のあるチームとは技術の差だけでなく、国際大会における経験の違いも実感した。
柳沢は「他の国の方が進化のスピードが速いのではないかと思う」と危機感を口にする。その一方で、今後の練習次第で「目指す最強の姿になっていける」と意気込む。
SC軽井沢クは9月に行われる五輪の日本代表候補決定戦でコンサドーレと対戦。勝者が12月の最終予選で五輪枠を狙う。
[時事通信社]
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