野村大、古巣に一撃=連敗ストップへ攻撃先導―プロ野球・西武

古巣に手痛い「恩返し」を浴びせた。西武の野村大が、開幕4連敗中のチームを勢いづける先制の2点適時二塁打。昨季途中にソフトバンクからトレードで移籍した24歳が結果を出した。
6番二塁で今季初のスタメン出場。四回に無死満塁の絶好機で打席へ。外角球に食らい付き、右翼線を破った。「みんながつないでくれたチャンスで、絶対に打つという気持ちだった」。二塁上で拳を掲げて喜んだ。
身長171センチと小柄ながらパワーが持ち味で、昨季は移籍後に5本塁打を放った。西武では今季から正二塁手の外崎が三塁に転向し、二塁のポジション争いが激化。ライバルになかなか快音が出ない中で、この日は存在感を際立たせた。
野村大の一打の後、源田や長谷川が適時打で続いてこの回一挙6点。打線が課題のチームで、見事攻撃の先導役を果たした。
[時事通信社]
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