ニデック、牧野にTOB強行=同意なき買収、見えぬ決着

ニデックは4日、工作機械大手の牧野フライス製作所に対して、TOB(株式公開買い付け)を始めた。牧野は延期を繰り返し要望していたが、「同意なき買収」に踏み切った。ただ、牧野は反対意見こそ表明していないものの、抵抗姿勢を強めており、ニデックの強行策が成功するかは見通せない状況にある。
同日、東京都内で記者会見した荒木隆光専務執行役員は、TOB開始に踏み切った理由を「必要十分な時間を提供した」と説明。「公正な手法であり、必ずや最後まで(買収を)成し遂げる」と決意を語った。
2023年にニデックに買収されたTAKISAWA(岡山市)の原田一八社長も会見に同席し、「グループ入り後、低迷していた業績が急回復した」とTOBの受け入れを促した。
[時事通信社]
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