2025-04-01 16:45スポーツ

角田、レッドブル初陣=4日開幕、表彰台狙う―F1日本GP

オーストラリアGPでファンと写真撮影に応じる角田裕毅=3月15日、メルボルン(AFP時事)
オーストラリアGPでファンと写真撮影に応じる角田裕毅=3月15日、メルボルン(AFP時事)

 自動車F1シリーズの第3戦日本グランプリ(GP)は4月4~6日に三重・鈴鹿サーキットで行われ、レーシングブルズから親チームに当たるレッドブルに昇格した角田裕毅が移籍後の初戦に臨む。「車の挙動を確かめつつ、楽しんで乗れればいい」。3位に入った2012年の小林可夢偉以来、遠ざかっている日本人の表彰台を目指す。
 フル参戦5年目の今季は開幕戦、第2戦と予選で好走。ともに決勝はチームの作戦ミスもあって入賞を逃したものの、中国GPのスプリントレースでは6位入賞。存在感を示したことが、開幕から不振だったリアム・ローソン(ニュージーランド)との交代につながった。
 レッドブルは、過去6度の製造者部門制覇を誇る強豪。エースドライバーで総合5連覇を狙うマックス・フェルスタッペン(オランダ)はここまで2位と4位。優勝はマクラーレン勢に譲っているが、マシンはトップクラスの速さを誇る。
 その車体に搭載されるパワーユニットは、実質ホンダ製。多くのタイトルをつかんできたホンダとレッドブル・グループの長年のタッグは今季で終わる。角田は「最高のエンジンで走れる感謝を示したい」と誓う。 
 今季からアルピーヌのリザーブドライバーを務める平川亮は4日のフリー走行に出走。自身のSNSで「まさか日本GPで走れる日が来るとは。いろいろ感じるものがある」とコメントした。
[時事通信社]

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