流れ渡さず集中打=全員野球で「横浜1強」―高校野球

昨秋から破竹の20連勝。横浜が智弁和歌山との名門対決を制し、春の頂点に立った。「選手も私も、甲子園が成長させてくれる」と村田監督。試合を重ねるごとに強さを増すような戦いぶりで、スローガンに掲げた「横浜1強」を証明した。
2点リードの六回表1死二塁、打席には相手の4番福元。織田の暴投で走者が三塁に進んだ後、2ボール2ストライクに。ここで監督が勝負に出た。「片山のスライダーは初見では打てない」と読み、投手を交代。片山が注文通りに1球で空振り三振に仕留めると、奥村頼が登板。5番荒井の中前に落ちそうな打球に主将の阿部葉が飛び付き、流れを渡さなかった。
その裏は先頭の阿部葉が左前打で口火を切ると、7安打に敵失も絡んで打者11人の猛攻。6点を奪い、試合を決定付けた。
昨夏の神奈川大会決勝は東海大相模に八回に逆転を喫し、2年連続で甲子園を逃した。新チームで阿部葉が繰り返したのは「最後までやる」。粘り強い全員野球にこだわり、負けないチームに成長。片山が「ワンポイントが自分の役割」と話すように、一人ひとりが持ち味を発揮した。
横浜が前年秋の明治神宮大会に続き春の甲子園を制したのは、松坂大輔がエースに君臨した1998年以来。この年は春夏連覇を果たしている。途中出場で2安打3打点と活躍した江坂は「優勝して注目される中、どうやって勝てるかを考えて練習したい」。おごることなく、神奈川の激戦が控える夏を見据えた。
[時事通信社]


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