2025-03-30 18:31スポーツ

やっと応えた父の期待=工藤、万感の初優勝―アクサ女子ゴルフ

18番、バーディーを奪い笑顔の工藤遥加。ツアー初優勝を果たした=30日、宮崎・UMK・CC
18番、バーディーを奪い笑顔の工藤遥加。ツアー初優勝を果たした=30日、宮崎・UMK・CC

 期待に応えられずにいたプロ生活。万感の思いを込め、工藤が最終18番(パー5)のバーディーパットを沈めた。「本当に長かったな…」と声が詰まる。2011年のプロ転向から4991日かけての初優勝。1988年のツアー制度施行後に入会した選手では2番目に長い日数となった。
 得意のドライバーに加え、この日はパットも正確だった。最終組が伸び悩むのを尻目に、一つ前の組でバーディーを重ね、7番(パー3)で3メートル半を沈めて抜け出した。
 プロ野球西武などで通算224勝を挙げた公康さんを父に持つ。「本当にふがいない娘で申し訳ない気持ちだった」。その父がソフトバンク監督を退いた時、次にやりたいこととして紙に記していた言葉がある。「遥加を勝たせたい」。ちょうど今大会前、母がその紙を見せてくれた。
 伸び悩んだ自身を変えた転機は2年前。ソフトボールの藤田倭に誘われビックカメラ高崎の合宿に参加した。競技に対する姿勢がいかに甘いか気付かされ、「意識が変わり、やっとプロになれた」と感謝する。技術面では「まだまだ伸ばせる部分も多い」。48歳で引退した鉄腕の父のように、50歳まで第一線で戦う気構えでいる。 
[時事通信社]

18番、第2打を放つ工藤遥加=30日、宮崎・UMK・CC
18番、第2打を放つ工藤遥加=30日、宮崎・UMK・CC

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