WHO、予算5分の1削減=米脱退で―事務局長
【ジュネーブAFP時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は28日、予算の5分の1を削減する方針を示した。最大の資金拠出国である米国の脱退表明を受け、職員に電子メールで、活動縮小や人員削減が必要になると訴えた。
WHOは2月、2026~27年予算案を53億ドル(約8000億円)から49億ドル(約7300億円)に縮小した。テドロス氏は「世界の保健衛生を取り巻く状況は、その時からさらに悪化した」と強調。今回は原案から21%減らした42億ドル(6300億円)を加盟国に提示したと説明した。
テドロス氏は米国の脱退に加え、「幾つかの国で防衛費増額のため政府開発援助が削られており、状況が悪化している」と指摘。「この1年だけで約6億ドルの資金減に直面している」と述べ、「他に選択肢はない」と予算削減の必要性を強調した。
[時事通信社]
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