村瀬心、成長示す金=五輪でも「てっぺんを」―世界スノーボード

日本勢が独占した女子ビッグエアの表彰台で、頂点に立ったのは20歳の村瀬心。1回目。優勝のカギを握ると思っていた3回転半の技を、通常とは逆のスタンスで決めてトップに。「しっかり攻めることができた」。観衆の声援に手を挙げて応えた。
「確実に決められたのは成長したところ」と笑顔で振り返った2回目は、正確さを重視しながら高得点を狙い3回転に成功。最後の3回目で逆転されることなく、金メダルが決まった。「今季はワールドカップで優勝が少なかった。すごくうれしい」と誇らしそうだった。
2022年北京五輪では、冬季の日本女子最年少となる17歳でメダルを獲得。しかし、その色は銅。もちろん喜びはあったものの、4年後の舞台での優勝に強い意欲を示していた。
通過点となる五輪前年の世界選手権で、実力が上がっているところを見せた。来年のミラノ・コルティナ大会を思い描き、「てっぺんを目指して、笑顔で帰れるように頑張りたい」。念願の目標に向け、自信を深める結果となった。(サンモリッツ時事)
[時事通信社]
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