NBA、欧州に新リーグ創設を検討 FIBAと提携へ
【ニューヨークAFP=時事】米プロバスケットボール協会(NBA)のアダム・シルバー・コミッショナーは27日、国際バスケットボール連盟(FIBA)と提携して欧州に新たなプロリーグを創設することを模索すると明らかにした。≪写真は、米プロバスケットボール協会〈NBA〉のコミッショナー、アダム・シルバー氏≫
シルバー氏は、FIBAのアンドレアス・ザグリス事務総長と米ニューヨークで会見に臨み、「欧州における潜在的な機会については、文字通り数十年にわたって議論してきたが、次の段階に進む時期に入ったと感じている。FIBAをパートナーとして、欧州で新しいリーグを立ち上げる可能性を探りたいと思っている」と述べた。
シルバー氏によれば、現時点では、成績に関係なく固定された12のチームに加え、毎シーズン入れ替わる4チームで構成する案が検討されているという。ただし、議論が進むにつれて変わる可能性があるとも補足された。
プロジェクトの詳細についてはそれ以上明かされず、シルバー氏は「まだ何も決まっていない」と強調した。
NBAが支援する新リーグは、バスケットボール界ではNBAに次ぐ高いレベルを誇るユーロリーグにとって脅威となると思われる。
ザグリス氏はユーロリーグとの協議について問われると、「国際連盟としてのわれわれの役割は、バスケットボールのエコシステムをできる限り統一することだ。これは過去にも試みてきたことであり、現在継続中で今後も続けていく」と述べた。
シルバー氏は、このプロジェクトが模索段階にあり、スポンサーなどの詳細は確定していないとしつつ、「既存のクラブからの関心のレベルを評価したい」と述べており、その中にはサッカーのビッグクラブを所有するスペインのレアル・マドリードやFCバルセロナなど世界的なブランドが含まれている。
メディアの報道では、フランスのパリ・サンジェルマン(PSG)やイングランドのマンチェスター・シティとアーセナル、トルコのフェネルバフチェなどが将来のリーグ参加に向けてNBAからアプローチを受けていると伝えられた。【翻訳編集AFPBBNews】
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