初の大役、勝利導けず=菊池、粘りの投球―米大リーグ・エンゼルス

初の開幕投手を務めたエンゼルスの菊池。味方の援護がなく黒星が付いたが、粘り強く6回3失点でまとめた。「六回まで試合をつくれたのは次につながる」と前向きに語った。
二回、先頭のスレーターにスライダーを左翼席に運ばれる先制ソロを浴びた。速球に強い右打者の裏を欠こうとした配球だったが、「スライダーを多く投げていたので狙われていた」。さらにピンチを招いてバルガスに2点適時二塁打を許し、この回3点を失った。
三回以降は立ち直り、チェンジアップやカーブを織り交ぜながら六回まで走者を許さなかった。クオリティースタート(6回以上投げて自責点3以内)の内容に、捕手のオハッピーは「尻上がりに良くなった」とたたえた。
移籍1年目の左腕はキャンプの早い段階に開幕戦先発を通達された。「楽しみな気持ちと、いいスタートを切りたいという気持ちはあるが、それ以上に大事なものはある」と平常心でマウンドへ。チームに勝利をもたらすことはできなかったが、「三回以降の組み立てを続ければ、勝ち星も付いてくる」と手応えも残った。(シカゴ時事)
[時事通信社]
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