達成感あふれたSP=気負いなく「楽しんで」―世界フィギュア・三浦、木原組

大きな喝采を浴びるのにふさわしい好演だった。ペアSPトップの76点台をマークし、三浦は「今シーズン積み上げてきたものが、うそじゃなかった」。その表情には達成感があふれていた。
木原は「このプログラムの完成形を、最後の最後で披露することができた」と胸を張る。出来栄え点(GOE)で高い評価を受けたスピンやステップに限らず、細部の振り付けも息が合っていた。小さなミスはあっても、自分たちが納得できたことに意味があった。
ペアで世界のトップクラスに名を連ねて久しい。木原は「試合を重ねるたびに、少しでも上に行きたいという向上心が自分を苦しめていた」と振り返る。そんな中、今大会は公式練習でも柔らかい笑みを浮かべる姿が印象的だ。「今は、最初の頃の気持ちを思い出して」。2人で初めて臨んだ4年前の世界選手権を思い起こしながら滑った。
2年ぶりの世界一が近づいても気負いはなく、木原は「僕たちが楽しんでいる姿を届けたい」。フリーも笑って終われる演技を目指す。(ボストン時事)
[時事通信社]
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