「火星の石」、万博会場へ出発=日本館で初の一般公開

4月に開幕する大阪・関西万博で展示される世界最大級の「火星の石」が26日、国立極地研究所(東京都立川市)から搬出され、大阪市の人工島「夢洲」の会場に向けて出発した。会期中、政府が出展する日本館で初めて一般公開される予定で、27日午前に会場内へ搬入される。
石は、幅29センチ、奥行き16センチ、高さ17.5センチの大きさで、日本の南極観測隊が2000年に発見した。かつて火星に水があったことを示す鉱物が含まれており、科学的に重要な資料だという。
日本館では、温度と湿度を一定に保つケースに入れて石本体を展示するほか、石のかけらに直接触ることができるコーナーを設ける計画。同研究所の熊谷宏靖広報室長は「多くの方に宇宙や地球に思いをはせてもらえるような機会になってほしい」と話した。
[時事通信社]

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