米誌、政権高官のやりとり公開=フーシ派攻撃の詳細記載―トランプ氏「機密含まれず」
【ワシントン時事】米トランプ政権高官がイエメンの親イラン武装組織フーシ派に対する軍事作戦の詳細を記者と誤って共有した問題で、米誌アトランティックは26日、政権高官による通信アプリのグループチャットのやりとりを公開した。米軍がフーシ派の拠点を攻撃する詳細が記載されている。一方、トランプ大統領は25日、「機密情報は含まれていなかった」と主張し、事態の沈静化に努めた。
同誌が公開したやりとりによると、ヘグセス国防長官が「米東部時間12時15分、F18(戦闘機)出撃」「13時45分、F18の第1次攻撃開始(標的のテロリストは既知の位置にいるため、時間通りに攻撃すべきだ)。また、無人機MQ9も出撃」などと投稿していた。
さらに空爆後には、ウォルツ大統領補佐官(国家安全保障担当)も「ビルが倒壊。複数のID(標的の人物)確認済み」などと投稿していた。
一方、トランプ氏はホワイトハウスで記者団に、批判を浴びているウォルツ氏について「これからも良い仕事をし続けるだろう」と述べ、続投させる考えを表明。「彼はとても良い人間だ。謝罪する必要はない」と擁護した。
ウォルツ氏は記者団に「学んだ教訓は、この街にはうそをでっち上げる記者がいっぱいいるということだ」と開き直った。FOXニュースのインタビューでは「私が全責任を負う」と語った。
[時事通信社]
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