イベント出演把握も「人多く、断念」=高野容疑者を鑑定留置―高田馬場女性刺殺・警視庁など

東京・高田馬場の路上で動画をライブ配信していた佐藤愛里さん(22)が刺殺された事件で、逮捕された高野健一容疑者(42)が「佐藤さんが飲食店でのイベントに出演すると知ったが、人が多く、襲撃の場としてなじまないと考えた」という趣旨の話をしていることが24日、捜査関係者への取材で分かった。
関係者によると、東京地検は同日、同容疑者の鑑定留置を開始。期間は2カ月の予定で、刑事責任能力の有無を調べる。
捜査関係者によると、高野容疑者は2023年初めごろに連絡が取れなくなってからも、佐藤さんの配信を見ていたと説明。「佐藤さんが飲食店でのイベントに出演することも知っていたが、人が多く、襲撃の場としてなじまないと考えた」「事件前日、都内で生配信するとの告知を見て、チャンスだと思った」という趣旨の供述をしている。
事件は11日午前9時50分ごろ発生。佐藤さんはインターネットのライブ配信中、高野容疑者に首や顔など30カ所以上を刺されるなどして死亡した。
同容疑者は佐藤さんと知り合って以降、求めに応じて計200万円以上を送金したと説明。「金を返さない佐藤さんが今後も配信で稼いでいくことにやりきれなくなった」「事件を起こせば佐藤さんが自分に対してしたことを世の中に知ってもらえると思った」という趣旨の話もしている。
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