2025-03-23 18:22スポーツ

大の里、優勝決定戦制す=高安退け、3度目賜杯―大相撲春場所千秋楽

日本相撲協会の八角理事長(右)から賜杯を受け取る大の里=23日、エディオンアリーナ大阪
日本相撲協会の八角理事長(右)から賜杯を受け取る大の里=23日、エディオンアリーナ大阪

 大相撲春場所千秋楽(23日、エディオンアリーナ大阪)
 大関大の里が12勝3敗で並んだ高安を優勝決定戦で下し、昨年秋場所以来、3場所ぶり3度目の優勝を遂げた。大関昇進後3場所目での初賜杯。大の里は本割で琴桜との大関対決を制し、高安は阿炎を退けた。琴桜は7敗。関脇は大栄翔が6敗目、王鵬は9敗目を喫した。小結霧島は勝ち越し。 
 
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 ◇幕内優勝力士略歴
 大の里 本名中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋。日体大で2年続けてアマチュア横綱に輝き、23年夏場所で幕下10枚目格付け出しでデビュー。同年秋場所、元横綱稀勢の里が師匠の二所ノ関部屋から初の新十両に。24年初場所で新入幕を果たし、新小結で臨んだ同年夏場所で初土俵から史上最速の7場所目で初優勝。2度目の賜杯を獲得した同年秋場所後、昭和以降では最速となる所要9場所で大関に昇進した。三賞は殊勲2、敢闘3、技能3。192センチ、183キロ。24歳。得意は突き、押し、右四つ、寄り。
[時事通信社]

優勝し、祝福される大の里(中央)=23日、大阪府大東市
優勝し、祝福される大の里(中央)=23日、大阪府大東市

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