外観はハス、宇宙開発紹介=万博に旅行会社「日本は宣伝不足」―インド

【ニューデリー時事】大阪・関西万博の開幕まであと1カ月弱。インドは国花のハスをイメージした外観のパビリオンで自国の芸術や、宇宙開発をはじめとする科学技術をアピールする予定だ。一方、インド側からは来場者を増やすため、日本の宣伝努力が足りないとの指摘も出ている。
インドは2023年、無人月探査機を打ち上げ、史上初めて月の南極付近への着陸を成功させた。インド宇宙研究機構(ISRO)は日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で月の水資源探査プロジェクトを計画。両国は25年度を「日印科学技術交流年」と位置付け、協力を深める。
インドは当初、パビリオンを自前で建てる予定だったが、基礎部分については日本側が代行した。資材高騰などが計画見直しの要因とされる。
一方、24年のインドからの訪日客数は過去最多の推計23万3000人。日本は万博をてこに訪日客の増加ペースに弾みをつけたい考えだ。
日本政府観光局(JNTO)デリー事務所は、インドで開かれた旅行業者向け商談会で万博の公式キャラクター「ミャクミャク」を紹介。SNSを駆使しながら、会場周辺の関西エリアの魅力を発信している。
文野領所長は、現地旅行会社から前回のドバイ万博と比べ「何を体験できるのかという情報が少ない」と課題が多く寄せられていると話す。万博後も「地方への訪日客を増やすことに注力していく」と強調した。
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