2025-03-18 23:00スポーツ

カブスの今永、重圧に負けず=無失点で役割果たす―米大リーグ開幕戦

力投するカブス先発の今永=18日、東京ドーム
力投するカブス先発の今永=18日、東京ドーム

 大きなプレッシャーに負けることなく、カブスの今永は4回69球を無失点で投げ切った。4四球は与えたものの無安打の好投。山本との投げ合いだっただけに、「きょうは無失点で抑えることにフォーカス(集中)していた」。首脳陣が定めた球数の中で、役割を果たした。
 マウンドに立ち、打席に大谷を迎えて試合が始まった。その強打者を直球で二ゴロに打ち取るなど、一回は3人で片付けた。ただ、強力打線と相対する重圧に加え、開幕戦の緊張もあったはず。二回には先頭から2者連続四球を与えた。
 首をかしげ、不安そうな表情も浮かべたが崩れなかった。「そんなにうまくいくはずがない」と開き直り、6番E・エルナンデスには、内角に速球を投げ込んで一飛。後続は変化球で三邪飛、左邪飛に打ち取った。四回にも2四球で招いたピンチを切り抜けた。
 登板前日の記者会見では「かなりプレッシャーを感じている。逃げ出したいような気持ちもある」と本音を吐露していた。重圧と戦いつつ、昨季新人ながら15勝を挙げた力を示した。
[時事通信社]

1回、ドジャースの大谷(奥)を二ゴロに打ち取ったカブス先発の今永=18日、東京ドーム
1回、ドジャースの大谷(奥)を二ゴロに打ち取ったカブス先発の今永=18日、東京ドーム

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