米ロ首脳、18日に対話=ウクライナ停戦協議へ

【ワシントン時事】トランプ米大統領は16日、南部フロリダ州からワシントンに戻る機内で記者団に対し、ロシアのプーチン大統領と18日に対話すると明らかにした。米側が提案している30日間のウクライナとの一時停戦について議論し、プーチン氏に受諾するよう求める見通し。
一方、ロシアのペスコフ大統領報道官は17日、記者団に対し、米ロ首脳の対話が18日に行われると確認した。2月以来の電話会談になるとみられる。
トランプ氏は「戦争を終わらせることができるかどうか確認したい。非常に良いチャンスだと思う」と強調した。プーチン氏と「領土や発電所に関し話し合う」とも述べ、ロシアの占領地の扱いに加え、ロシア軍が占拠するウクライナ南部のザポロジエ原発の管理を巡って協議する方針を示した。
また、「ウクライナとロシアの双方は多くのことを話し合った。特定の資産を分割することについても既に協議している」と説明した。「資産」の詳細には言及しなかった。
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