米特使、ロシア離れる=プーチン氏と会談非公開
ロシア国営メディアによると、同国を訪問したウィトコフ米中東担当特使が14日未明、モスクワを出発した。ビジネスジェット機で13日午後に到着し、約13時間滞在した。プーチン大統領とのクレムリン(大統領府)での会談は非公開とされた。
プーチン氏は13日の記者会見で、ウクライナが米国との協議で受け入れた30日間の停戦案について、即時受諾に難色を示した。ウィトコフ氏との間で停戦案を巡り、突っ込んだやりとりがあったかは不明。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は13日夜のビデオ演説で、プーチン氏の発言は停戦案を拒否する立場を示していると主張した。「ノーと言わず、物事を長引かせ、合理的な解決を不可能にするのが常とう手段だ」と非難した。
[時事通信社]
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