平和維持に兵力150万人規模=NATO加盟代替策―ウクライナ大統領
【ミュンヘン時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、ロシアとの停戦実現後に平和を維持するには、現在のウクライナ軍の2倍に当たる150万人規模の兵力が必要との見解を示した。ドイツで開かれているミュンヘン安全保障会議の討論会で述べた。
ウクライナは、ロシアの再侵攻を抑止するために北大西洋条約機構(NATO)加盟を求めてきた。ただ、米国は否定的な見方を示しており、欧州では代替策として、多国籍軍をウクライナに駐留させる案が浮上している。ゼレンスキー氏はこれを踏まえ、「どこの国から来るかはともかく、150万人の軍隊が必要だ。それが本当の安全の保証だ」と訴えた。
[時事通信社]
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