学習指導要領、改定の議論始まる=秋までに基本方針―中教審
学習指導要領改定の諮問を受けた中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の教育課程企画特別部会の第1回会合が30日、開かれた。審議会は2026年度中の答申を目指しており、全面改定に向けた議論が始まった。
特別部会では、新しい要領の基本的な方針や、各教科・科目を横断する方向性を今秋までにまとめる。その後、教科・科目ごとに設置する専門部会での議論に移行する。
特別部会の主査に貞広斎子・千葉大副学長が就任。委員からは「カリキュラムを柔軟化しつつ、学びの質を保証しなければならない」「生成AI(人工知能)が発展する中、学校の役割を再考すべきだ」などの意見があった。
[時事通信社]
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