利上げ判断「局面近い」=24年12月の日銀会合議事要旨
日銀は29日、24年12月18、19日に開いた金融政策決定会合の議事要旨を公表した。政策委員の一人が「利上げを判断する局面は近いが、現段階では米経済の不確実性が一巡するのを今しばらく注視する辛抱強さも必要だ」と言及するなど、利上げの是非を巡り突っ込んだ議論が交わされた。
日銀は次の1月会合で、政策金利の0.5%程度への引き上げを決めた。
昨年12月会合では、ある委員が「来年の春季労使交渉でも相応に高い賃上げが実現する可能性が高まってきた」と2025年春闘への手応えを表明。「過度に金融緩和が継続するとの期待を高めるべきではなく、適宜のタイミングで緩和の度合いを調整していくことが必要」との見解もあった。
[時事通信社]
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