24年の自殺、小中高生は最多=全体は減少、過去2番目の少なさ―厚労省
厚生労働省は29日、警察庁の統計を基にした2024年の年間自殺者数(暫定値)が2年連続減少の2万268人だったと発表した。19年の2万169人(確定値)に次ぐ少なさだったが、小中高生は、統計がある1980年以降で最多の527人となった。確定値は3月に公表される。
男性の自殺者数は前年比1099人減の1万3763人、女性は470人減の6505人。人口10万人当たりの自殺者数(自殺死亡率)は16.3人だった。
年代別では、50代が最多の3786人(前年比408人減)で、40代の3205人(同420人減)が続いた。学生・生徒らは1072人(同53人増)で、うち小中高生は3年連続で500人超。中学生は163人で、過去最多を更新した。
動機別では、健康問題が1万1986人(同417人減)で最多。経済・生活問題と家庭問題は、それぞれ5075人(同106人減)、4334人(同374人減)だった。SNS・インターネット上のトラブルは過去最多の42人だった。
[時事通信社]
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