ルーブル美術館、改修・拡張へ=「モナリザ」専用スペース―仏
【パリ時事】フランスのマクロン大統領は28日、老朽化や来館者増が懸案となっている国立のルーブル美術館について、大規模な改修・拡張計画を発表した。2031年までに新たな入り口を設け、入館待ちの長蛇の列を緩和。人気が高いレオナルド・ダビンチの名画「モナリザ」は専用の展示スペースに移し、鑑賞環境の改善を図る。
地元紙によると、デカール館長は美術館での漏水など問題点を指摘。トイレの不足をはじめサービス面でも「国際標準を大きく下回っている」と、改修を訴えていた。
AFP通信が大統領周辺の話として伝えた総事業費は推計最大8億ユーロ(約1300億円)。フランスは財政赤字の削減が急務のため、大半は美術館の自己資金や企業の寄付で賄う方針だ。マクロン氏は欧州連合(EU)加盟国以外からの訪問者に対する入館料を26年1月に引き上げる考えも示した。
[時事通信社]
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