2025-01-28 15:13スポーツ

古橋、フランスでも輝けるか=低迷レンヌの起爆剤に―欧州サッカー

サッカーのスコットランドの名門セルティックから、フランスのレンヌに移籍した古橋亨梧=22日、英国・グラスゴー(EPA時事)
サッカーのスコットランドの名門セルティックから、フランスのレンヌに移籍した古橋亨梧=22日、英国・グラスゴー(EPA時事)

 【パリ時事】サッカーのフランス1部リーグ、レンヌは27日、スコットランド・プレミアリーグのセルティックから日本代表FW古橋亨梧(30)を獲得したと発表した。契約期間は2年半。レンヌはリーグ戦で18チーム中16位と低迷しており、不振打開のキーマンとして期待は大きい。古橋はクラブを通じ「全力で戦う準備はできている」とコメントした。
 2021年夏にJ1神戸からスコットランドの名門に移籍した古橋は、公式戦165試合に出場して85得点。リーグ3連覇に大きく貢献し、得点王に輝いた22~23年シーズンには最優秀選手にも選ばれた。今季もリーグ戦でここまでチーム最多の10ゴールを挙げ、セルティックも欧州チャンピオンズリーグ(CL)で決勝トーナメント進出の可能性を残している。
 そんな状況での大黒柱放出には否定的な意見も少なくない。ただ、セルティックのロジャーズ監督は移籍が古橋本人の希望だったと指摘。AFP通信によると「数カ月前から退団の意向を示していた。5大リーグでプレーするチャンスは断れないものだろう」と語っている。
 古橋自身も「よく知られたリーグで、新たな挑戦をしたかった」と胸中を明かした。仏1部にはフィジカルの強いアフリカ系の選手が多く在籍。スコットランドと異なる部分も多いが、チームを浮上させるためにはすぐに結果が求められる。新天地でも輝けるか。早ければ2月2日のストラスブール戦でデビューを迎える。 
[時事通信社]

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