通常国会が召集=予算案の年度内成立焦点
第217通常国会が24日召集された。少数与党を率いる石破茂首相(自民党総裁)が野党の協力を得て、2025年度予算案を今年度内に成立させることができるかが焦点。夏の参院選や東京都議選を視野に、派閥裏金事件を受けた企業・団体献金の扱いや選択的夫婦別姓の導入などで与野党の攻防が展開される。
会期は6月22日までの150日間。延長がなければ、参院選は「7月3日公示―20日投開票」となる見込みだ。
首相は首相官邸で記者団に「濃密な議論が行われ、より良い結果が得られるように政府としては努力していく」と決意を示した。立憲民主党の野田佳彦代表は党会合で「衆参でしっかり連携し、存在感を示す国会にする。勢いを付けて参院選での躍進につなげたい」と語った。
[時事通信社]
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