トヨタ子会社に改善命令=保険募集に問題、グッドスピードも―金融庁
金融庁は24日、トヨタ自動車の販売子会社トヨタモビリティ東京(東京)と中古車販売大手グッドスピード(名古屋市)に対し、保険業法に基づく業務改善命令を出したと発表した。保険代理店として、保険募集や個人情報の管理体制に問題があったと判断。2月21日までに改善計画を提出するよう命じた。
トヨタモビリティ東京に関しては、保険事業が「本業ではない」との意識が経営陣の根底にあり、「内部統制上、重大な欠陥があった」と批判。顧客に保険商品の推奨理由を説明しなかったり、「創作」したりしていたと指摘した。
グッドスピードについては、保険金不正請求の内部調査結果を、調査委員長自ら改ざんしていたと説明。同社の「営業偏重、過度な事業収益拡大志向の企業風土」が背景にあったとした。
[時事通信社]
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