ガソリン、185円に上昇=補助金縮小、ドライバーに打撃―経産省

経済産業省が22日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭小売価格(20日時点)は、全国平均で前週比4円40銭高い185円10銭と、2週連続で値上がりした。ガソリン価格を抑えるため、政府が石油元売り会社に支給する補助金を16日から縮小したことが影響した。物価高に歯止めがかからない中、ドライバーには一層の打撃となる。
185円を超えるのは、過去最高値を記録した2023年9月4日時点(186円50銭)以来、約1年5カ月ぶり。地域別では全47都道府県で値上がりした。最高値は高知県の193円60銭で、長野県の193円50銭が続いた。上昇幅は宮城県の6円30銭が最大で、次いで群馬県の5円90銭だった。190円以上になったのは6県。最安値は岩手県の177円80銭だった。
政府は昨年12月から補助金の段階的縮小を始めた。基準価格の168円を超えた場合、185円までは差額の6割を補助してきたが、3割に削減。今月16日以降は185円までの補助をなくした。185円を上回る分については全額補助の仕組みが継続しているが、経産省は今後状況を見て縮小時期を判断する。
日本エネルギー経済研究所石油情報センターは「今後も185円前後が続く」とみている。
[時事通信社]
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