試行錯誤の中、大飛躍=高梨「自信になる」―W杯ジャンプ女子
1回目で9位につけて迎えた2回目。K点越えの127.5メートルをマークした高梨は、残念そうに白い歯をこぼして両手で顔を覆った。「着地姿勢を入れるまでがジャンプなので」。課題の着地で若干バランスを崩したことを悔やみながらも、今季W杯で3度目となるトップ10入り。上昇の兆しを感じさせた。
得点のカギを握るテレマーク姿勢が決まらず、試行錯誤を続ける中での大飛躍。「いい内容のジャンプを確率良く出せるようになってきた。ここまでつくり上げられたのは、今後に向けて自信になった」と前向きに語った。
師事するバータイネンコーチからは「常に意識しろ」と指導を受けているという。「どんな状況でも(テレマークを)入れられるようにしたい。失敗から学ぶことの方が自信になりやすいので、それを自分のものにしていきたい」。あえて「テレマーク」と口にして、今後も課題と向き合う。
次戦は24日の蔵王大会。15歳だった2012年にW杯初勝利を挙げた思い出の地で、今度こそ会心の飛躍を見せたい。
[時事通信社]
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