阪神大震災30年、遺族「今でも鮮明に」=小学校で追悼式―兵庫・芦屋

震災で児童8人が犠牲となった兵庫県芦屋市の精道小学校。運動場で開かれた追悼式には児童や遺族ら計約600人が参列し、慰霊碑に献花した。
遺族代表の米津勝之さん(64)は、当時1年生の息子と5歳の娘を亡くした。2人のことを「今でもそのまま鮮明に思い出すことができる」と、献花台をじっと見詰めながら語った。
在校生代表として登壇した6年生の岸大成君は学校での震災学習を振り返り、「大切な人を失った方々の苦しみを知り、精いっぱい生きていこうと思います」と誓った。
[時事通信社]
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