氏子がひげなでる伝統行事 千葉県香取市

千葉県香取市の側高神社で、約800年の歴史を持つ「ひげなで祭」が開催された。鎌倉時代から続く伝統行事で、氏子による当番引き継ぎの儀式を酒宴の形式で執り行う「奇祭」だ。これまでの当番が新たな当番に酒を勧める際、ひげを大げさになでる習わしで、ユーモラスなしぐさが見物客の笑いを誘った。
酒を勧める回数は決まっておらず、新当番がひげをなでるまねをすると、これまでの当番が3杯追加で飲まなければならないとする「逆なで」の決まりもある。中には20杯以上を飲み干すつわものも現れた。
参加者の鎌形俊男さん(43)は「酒が(氏子の)組同士をつなぐ。大切な行事だ」と語った。境内では参拝者に温かい甘酒が振る舞われた。竹串に刺したサケやフナも土産として配られ、多くの見学者が縁起物として持ち帰った。【もぎたて便】
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