「サカナクション」ライブで殺害予告=業務妨害容疑で26歳男再逮捕―警視庁
人気ロックバンド「サカナクション」のライブ会場での大量殺人を予告したなどとして、警視庁捜査1課は16日までに威力業務妨害容疑で、住所不定、無職鈴木啓太容疑者(26)を再逮捕した。容疑を否認している。
同容疑者は2016年8月ごろから同バンドのファンクラブ会員だったといい、同課が詳しい動機を調べている。
再逮捕容疑は23年10月~昨年7月、同バンドのマネジメント会社のメールや問い合わせ欄に「ライブを中止しないと、メンバーやスタッフ、ファンの誰かが私に刺されます」「会場付近で大量に人が死にます。私は包丁を持ち歩いているからです」と送り、警戒を強化させるなど同社の業務を妨害した疑い。
同課によると、中止を求めたのは、北海道小樽市や名古屋市、横浜市で開催された同バンドのアリーナツアーやボーカル山口一郎さんの単独ツアー。
送信に当たっては、購入時に身分証の提示が必要ないデータSIMを使用。X(旧ツイッター)で知り合った20代女性から譲り受けたGメールアドレスを使うなど、身元の特定を避けていたとみられる。女性は同課に対し、「Xで金を貸してくれる人を募集し、連絡してきた同容疑者にパスワードと共に譲り渡した」という趣旨の説明をしている。
同容疑者は昨年12月、同バンドが出演した東京都渋谷区のライブハウスに同様の殺害予告を送ったとして威力業務妨害容疑で逮捕、起訴されていた。
マネジメント会社はバンドメンバーと連名で「今回の逮捕がエンターテインメント現場における脅迫行為の抑止になることを願っています」とのコメントを発表した。
[時事通信社]
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