戦後80年談話出すか未定=「これからよく相談する」―岩屋外相
【ソウル時事】韓国を訪問中の岩屋毅外相は13日の日韓外相会談後の共同記者会見で、戦後80年の節目を今年迎えるに当たっての政府談話について「現時点で発出するとは決定していない。これからよく国内で相談したい」と述べた。
岩屋氏は「歴代政権の歴史認識、談話を、石破内閣もしっかり引き継いでいる。認識にいささかの変わりもない」とも強調した。
日本政府は戦後50年には村山富市首相、同60年には小泉純一郎首相、同70年には安倍晋三首相の談話を発表した。安倍氏の談話では、日本は「痛切な反省と心からのおわびの気持ち」を繰り返し表明してきたとした上で、「こうした歴代内閣の立場は今後も揺るぎない」と記した。
[時事通信社]
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