「トランプ氏に勝てた」=米大統領選撤退は高齢理由―バイデン氏
【ワシントン時事】バイデン米大統領(82)は8日報道されたUSAトゥデー紙のインタビューで、昨年11月の大統領選でトランプ次期大統領に勝てたと思うかとの問いに対し「世論調査に基づけば、そう思う」と述べた。一方で「85、86歳で大統領をやりたくはなかった」とも語り、撤退判断は年齢が理由だったと明かした。
2022年にトランプ氏が返り咲きを目指し立候補した際、バイデン氏は「私が最も勝つ可能性が高い」と考えた。だが再選すれば86歳で任期を終えることから、「(次世代に)バトンを渡すことも話し合った」という。最終的に昨年7月に撤退したが、判断の遅れが後継のハリス副大統領の敗因の一つになったと指摘されている。
[時事通信社]
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