駒大、復路で一矢=佐藤軸に新記録マーク―箱根駅伝
転んでもただでは起きない、という駒大の信念を体現した。青学大が復路新記録で総合優勝を果たした直後。総合2位でゴールした駒大は青学大の記録を更新して復路優勝を飾り、一矢を報いた。
6区終了時点で青学大との差は4分7秒。7区に起用されたエースの佐藤が意地の走りを見せた。恥骨のけがから復帰し、これが10カ月ぶりのレース。5キロ手前で2位の中大を抜き去ると、最後まで勢いを保って1時間0分43秒の区間新記録をマーク。青学大との差を1分40秒に縮め、一時は逆転優勝への機運を盛り上げた。「確実に力は付いていると実感できた。復路優勝に貢献できたのが本当にうれしい」と頬を緩めた。
全10区間で、4年生は2区を担った篠原のみだった駒大。復路は2年の3人が8区から最後までリレーした。3年生の佐藤は「自分と(6区の)伊藤がつくった流れをいい感じでつないでくれて本当に頼もしい」と話した。
5人が区間賞を獲得した青学大に今回は完敗。それでも今後への期待を抱かせる2日間にはなった。藤田監督は「箱根を戦う上では、もうちょっと選手層を厚くしたい」と次回をにらんだ。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
勢藤、予選6位で本戦へ=W杯ジャンプ女子
-
錦織は準優勝=男子テニス
-
新春恒例の書き初め
-
宗山「いよいよ始まる」=新人選手が入寮―プロ野球・楽天
-
大阪対決制し気力充実=東海大大阪仰星、競り勝つ―高校ラグビー
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕