衆参議長が年頭の辞
衆院の額賀福志郎、参院の関口昌一両議長は1日、年頭の辞をそれぞれ発表した。要旨は次の通り。
【額賀議長】
昨年の総選挙の結果、少数与党が政権を担う形となり、これまで以上に与野党間の真摯(しんし)な協議と合意点を見いだす努力が重要となった。緊張感のある建設的な議論を行うよう最善を尽くす。阪神・淡路大震災から30年となる。教訓を生かし、一日も早い能登半島の復旧・復興をやり遂げたい。戦後80年の節目の年だ。世界平和に向かう年となることを心から期待する。
【関口議長】
能登半島地震から1年が経過した。今なお厳しい状況にある方々に思いを致し、復旧・復興に引き続き全力で取り組む。参院は「良識の府」「再考の府」として、与野党の垣根を越えて議論を重ね、確かな成果を示すべく努めなければならない。今夏には参院選が予定されている。国民一人ひとりの思いを受け止めることのできる機会を最大限生かし、より良い未来につなげる。
[時事通信社]
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