静岡学園、攻守に圧倒=完勝で前回の雪辱―高校サッカー
静岡学園が雪辱を果たした。前回大会の2回戦で、PK戦の末に敗れた広島国際学院に2―0の快勝。「同じ相手には絶対に負けられないという気持ちでやってくれた」と川口監督。サッカー王国とも言われる静岡県の代表として、2大会続けて序盤で敗退は許されなかった。
積極的な守備から攻撃につなげ、静岡学園らしく個人技を生かして相手を翻弄(ほんろう)。前半17分、中央からの浮き球で相手DFの背後を突き、先制点を奪った篠塚は「試合前から気持ちを入れて戦えた。決められてよかった」。
その後も流れを渡さず、後半に乾が追加点。相手に与えたシュートは後半の2本だけと、スコア以上の内容だった。
連覇を狙う青森山田など強豪がそろうブロックで、まずは一つ目の関門を突破。「昨年よりも、一戦一戦に懸ける思いは強い。チームでいい準備をしたい」と主将の野田。激戦区突破へ、次戦を見据えた。
[時事通信社]
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