12月都内物価、2.4%上昇=コメは最大、電気・ガス値上がり

総務省が27日発表した12月の東京都区部消費者物価指数(中旬速報値、2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が108.6と、前年同月比2.4%上昇した。プラスは40カ月連続。電気代やガス代が全体を押し上げ、伸び率は2カ月連続で拡大した。米類は3カ月連続で過去最大の上昇率となった。
2024年通年の平均は2.1%上昇。プラス幅は前年(3.0%)を下回ったものの、3年連続で日銀が目標とする2%を上回った。
12月はエネルギーの上昇率が13.5%(前月は7.4%)。政府補助金が11月使用分(12月請求)から終了したことが響いた。政府は来年1~3月使用分に限り、補助を再開する方針だ。
生鮮食品を除く食料は4.0%上昇。流通段階での確保競争や生産コストの増加で米類は63.3%伸びた。
生育不良だったトマトなどの値上がりで生鮮食品の伸びが17.0%と16年11月以来の高水準となり、生活実感に近い生鮮食品を含む総合指数は3.0%上昇。生鮮食品とエネルギーを除く総合指数は1.8%上昇した。
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