「ガザに飢餓戻る」=物資搬入停止でイスラエル批判―国連機関トップ
【エルサレム時事】国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリニ事務局長は10日、イスラエルが2日以降、パレスチナ自治区ガザへの人道支援物資の搬入を停止していることについて、「ガザで飢餓が広がった数カ月前の状況に戻る恐れがある。(イスラエルの)意図が何であろうと、人道支援を武器として扱っているのは明白だ」と批判した。ロイター通信が報じた。
イスラエルのネタニヤフ政権はUNRWAがイスラム組織ハマスとつながりがあると主張。今年1月末にはUNRWA禁止法が施行され、UNRWAはイスラエル当局者との接触などが禁じられた。支援活動は現在も続いているが、著しい制限を受けているもようだ。ラザリニ氏は「(活動を巡る)状況は急速に悪化している」と警鐘を鳴らした。
イスラエルは支援物資停止に加え、9日にはガザへの電力供給も停止。ガザ停戦交渉でハマスに圧力をかける意図があるとみられるが、ハマスは反発を強めている。
[時事通信社]
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